iDSD Diablo2

Can you handle the beast?

究極のポータブルDAC/アンプ。

天上の音。悪魔の力。

真っ赤な悪魔のような意匠をまとったDiablo2は、好評を博したポータブルDAC/アンプDiablo-Xの後継機です。ヘッドホン出力の増強、ロスレスBluetoothコーデックのサポート、xMEMS技術、iEMatch、USB-C入力、回路の改良など、多くの機能強化が施されています。

オーディオファイルの皆様は、自宅用とモバイル用で異なるシステムを使い分けていることでしょう。Diablo 2は、5,180mWの最大出力とバランス型デュアルモノ回路を備え、そのサイズでは最強のヘッドホンアンプとして、両方の用途に最適なソリューションを提供します。

製品名iDSD Diablo2
JANコード5060738787692
価格(税込)オープン価格(市場予想価格 231,000円)

限界を打ち破る、悪魔的なイノベーション

Diablo2は、世界初のBluetooth 5.4対応ポータブルDACアンプです。音質を犠牲にすることなくCDクオリティのロスレスストリーミングを実現する、唯一のBluetoothコーデックであるaptX Losslessをサポートしています。
また、Diablo2は、xMEMS製ソリッドステートマイクロスピーカー技術の公式なサポートを先駆けて実現しています。一般的なイヤホン用ドライバーと異なり、MEMSスピーカーを鳴らすためにはバイアス電流を流す必要があります。iFi audioはxMEMSと提携して、この技術を新しいDiablo2に統合しました。

MEMSスピーカーは、圧電効果を利用して電気エネルギーを機械エネルギーに変換し、一体型シリコン膜を励振して強力な音波を発生させる、新しい原理のドライバーです。従来のドライバーでは実現が困難だった点を克服し、オーディオの再生品位を強化するだけでなく、紙のように薄く軽量なソリッドステート・スピーカーを実現しています。そのメリットは以下のようなものです。

– 一般的なドライバーの150倍速い15μ秒のメカニカルレスポンス
– 正確なサウンドのための2°のフラットな位相特性と、空間的なサウンドの精度を高める±1°の正確な位相マッチング
– プラスチックの95倍硬いシリコン製スピーカーダイヤフラムによりスピーカーの破損を減らし、中高域の高い透明度を実現

“NOSフォガーシステムとT4ターボを搭載しているぞ、ドミニク”

電力を大量に消費するヘッドホンに苦労していませんか?NOSボタンを押せば、Diablo2はビースト・モードに突入します。Diablo2は高感度IEM用のノーマル、中程度の能率のヘッドホン用のターボ、ハイパワーを要求するヘッドホン用のニトロの3つの出力モードを提供し、ニトロでは最大19.2Vの出力を誇ります。
また、底面のスイッチの切り替えにより、iFi audioのiEMatchテクノロジーが有効になります。この機能は高感度ヘッドホンとイヤホン用に調整されており、IEM(インイヤーモニター)を使用する際に大きなメリットをもたらします。バックグラウンドノイズを除去し、使用可能な音量範囲を広げます。
さらに、Diablo2は、IEMから電力を大量に消費するオーバーイヤーヘッドホンまで、幅広いヘッドホンに対応します。6.35mmシングルエンドのヘッドホン端子と4.4mmバランス出力端子を備えています。また、3.5mmから6.35mmへの変換アダプターが同梱され、多様な接続性を提供します。

すべてのBluetoothコーデックと音楽フォーマットを制覇

Diablo2は最新のBluetooth 5.4テクノロジーを搭載し、最大ビットレート1,200kbpsの新しいaptX Losslessコーデックをサポートしています。Diablo2はQualcommの新しいQCC518x Bluetoothオーディオチップを使用し、Bluetooth 5.4に対応。aptX Lossless、aptX Adaptive、aptX、LDAC、LHDC/HWA、AAC、SBCを含むすべての*Bluetoothフォーマットをサポートしています。aptX Adaptiveの最大ビットレートは420kbps、LDACは990kbpsの高ビットレートを提供します。

*2023年11月10日時点。Bluetoothコーデックのサポートはお使いのデバイスでご確認ください。
**LDACおよびLDACロゴはソニー株式会社の商標です。

Diablo2のDAC部には、デュアルコアのBurr Brownチップを採用し、最大768kHz、DSD512、フルMQAデコーディングでのビットパーフェクトなDSDおよびPCMサポートを提供します。世界がロスレスに移行する中、後れを取らないでください。

インフェルノの翼

Diablo2には、デスクトップDACアンプのように水平に、またはスペース節約のために垂直に配置できるよう、カスタマイズ可能な4つのスタンド(翼)が付属しています。さらに、冷却性能を高めるために22本のレールを備え、そのうち8本のレールはこのスタンドと互換性があり、デスクトップスタンドとしてご利用いただけます。

悪魔は細部に宿る

Diablo2のフロントパネルを見ると、ボリュームコントロールの横に新しいVolume Lockスイッチがあり、輸送中の誤操作を防ぎます。バックパネルの左側にはモード選択とBluetoothペアリング用のスイッチがあります。右側には2つのUSB-Cポートがあり、1つはオーディオ用、もう1つは充電用でケーブル管理を合理化します。

悪魔でさえ泣く、感動的なサウンド

Diablo2は、これまで高い評価を獲得してきたiFi audioの独自技術である、PureWave、Servoless DirectDrive、OptimaLoop、Advanced Jitter Reduction Technologyをそれぞれ搭載し、非常に純粋で詳細かつ感情を揺さぶるサウンドを提供します。これらのテクノロジーにより、デスクトップDACアンプにも匹敵する比類のないパフォーマンスを実現します。

  • PureWave:フルバランスデュアルモノ回路がチャンネルを分離しノイズを低減することで明瞭度を高めます
  • DirectDrive:カップリングコンデンサーを不要にし、よりピュアなオーディオを保証します
  • OptimaLoop:アンプ内にゲインコントロールを改良し歪みを低減するよう最適化された複数のフィードバックパスを採用しています
  • Advanced Jitter Reduction Technology:強化されたGMTフェムト精度クロックとスマートストレージキャッシュにより、位相ノイズを最小限に抑えクリーンなサウンドを実現します

Diablo 2は地球上で最も強力なDACアンプです。あなたのヘッドホンはきっとおそれをなすことでしょう。

Diablo 2のエネルギー源

Diablo2はバッテリーまたは主電源で駆動できます。バッテリー電源は超クリーンで安定したDC電流を供給し、電圧降下、スパイク、ノイズを誘発するRFI/EMI汚染などの主電源の問題を回避します。しかし、バッテリーの放電に伴う低出力電圧と出力インピーダンスの不安定さにより、音質面でのデメリットがあります。
平面磁界駆動型ヘッドホンなどの能率の悪いヘッドホンを十分に鳴らすには、電圧を3.7Vから±15Vに上げる必要があります。そこで、Diablo 2では可聴域をはるかに超える1.2MHzで動作するステップアップコンバーターを採用することで、一般的なスイッチング電源よりもフィルタリングを容易にし、高い直線性と超低ノイズを保証します。

付属のiPower2電源はActive Noise Cancellation IIテクノロジーを搭載。入力されるEMIとRFIノイズをすべて効果的にキャンセルし、ほとんどのオーディオファイル向け電源よりも10倍以上低ノイズです。

Diablo 2のアクセサリー

Diablo2には、別途購入の必要がない、製品に含まれるさまざまなアクセサリーが付属しています。これらのアクセサリーには、一般的なオーディオファイル向け電源の10倍静かなiPower 2電源、USBケーブル、USB-C-Aアダプター、TOSLINK光アダプター、3.5mmから6.3mmへのヘッドホンアダプター、iTravellerキャリングケースが含まれます。

要素技術

XMOS 16-Coreチップ

XMOS 16-Coreチップは、USBデジタル入力で受信したオーディオデータを処理します。この新しい低レイテンシーのXMOSマイクロコントローラーは、処理能力が大幅に向上しています。現行世代の8コアチップと比較して、この新しい16コアICは、2倍のクロックスピード(2000MIPS)と4倍のメモリー(512KB)を実現し、最新のSuperSpeed USB規格にも対応しています。iFi audioの社内デジタル開発チームは、音質を最適化し、バーブラウンDACとの完璧なパートナーシップを保証するために、XMOSファームウェアをプログラムしました。

ジッター抑制技術

GMT(Global Master Timing)フェムト精度クロックとインテリジェントメモリバッファを含む、広範なジッター除去技術がデジタルステージに適用されます。低ジッタークリスタルクロックがアップグレードされ、従来製品と比べて20dB以上のジッター低減を実現しました。

Burr-Brown True Native®チップセット

Burr-Brown True Native®チップセットは、ファイルフォーマットが変更されないまま、つまり「ビットパーフェクト」であることを意味します。これは、アーティストが意図したとおりに、録音されたフォーマットで音楽を聴いていることを意味します。iFiでは、自然な「音楽性」とTrue Nativeアーキテクチャのために選択したBurr Brownを製品に幅広く使用しています。このICの経験から、私たちはそれを最大限に活用する方法を知っています。

DirectDrive®

この回路設計の重要な点は、従来のDCサーボを使用せずに実現されたダイレクト・カップリング(カップリング・コンデンサーが存在しない)です。DirectDrive®は、信号劣化の少ないダイレクトな信号経路に相当します。このダイレクトな信号経路は、オーディオでは比類のないものであり、サウンドが「忠実」である理由です。

DCカップリングとDirectDrive®技術

DCカップリングとは、オーディオ信号の直流(DC)成分をカットせずに、そのまま次の段階に伝送する方法です。通常、オーディオ機器では直流成分をカットするためにコンデンサを使ったカップリング(ACカップリング)が行われます。これにより、直流成分が除去され、信号の歪みやオフセットが防がれます。

ifi audioのDirectDrive®技術は、オーディオ信号の純粋さを保つために、通常のACカップリングに依存しない設計を採用しています。これにはいくつかの利点があります:

1. シンプルな信号経路: コンデンサを使用しないことで、信号経路が簡素化され、信号の劣化や位相の歪みが減少します。これにより、より純粋な音質が得られます。

2. 低周波応答の改善: DCカップリングを避けることで、低周波数帯域での応答が改善され、ベースや低音の再現性が向上します。

3. 低インピーダンス出力: コンデンサを使用しない設計により、出力インピーダンスが低く保たれ、高効率でスピーカーやヘッドホンを駆動することが可能です。

4. 高い駆動力: 高インピーダンスのヘッドホンやスピーカーに対しても優れた駆動力を提供し、幅広いオーディオ機器で高品質な音質を提供します。

MQA(Master Quality Authenticated)

MQAは、オリジナルのマスター録音のサウンドを提供するために開発された、数々のアワードを受賞してきたイギリスの技術です。マスターMQAファイルは音源制作者によって完全に認証されており、高度な圧縮ロジックを採用するすることでストリーミングやダウンロード配信のインフラでも伝送可能な容量を実現しています。

OptimaLoop

「負帰還」は、増幅回路において、出力信号と入力信号を比較し、誤差を修正することで、利得を制御し、歪みを低減するために使用される技術です。しかし、一般的に適用される画一的な「グローバル負帰還(GNFB)」は、他の問題を解決すると同時に、異なる問題を浮き彫りにする可能性があります。エラー信号の破損、位相シフト、群遅延などは、すべて音質に悪影響を及ぼします。

私たちは、回路のさまざまな部分が、特に最適化されたフィードバック・ループから恩恵を受けることを認識し、通常のアプローチよりもはるかに正確な負帰還システムを開発しました。これは、グローバル・ループの代わりに複数のフィードバック・パスを組み込んだもので、各パスは特定の機能に対して最適化され、他のパスと相乗的に作用して全体的なパフォーマンスを最適化します。

iFi AudioのOptimaLoopとGlobal Negative Feedback(GNFB)の違い

iFi AudioのOptimaLoopとGlobal Negative Feedback(GNFB)の違いは、フィードバックループの設計とその効果においていくつかの重要な点で異なります。

Global Negative Feedback(GNFB)

設計:

    • GNFBは、オーディオアンプ全体の出力から入力にフィードバック信号を戻す設計です。これにより、全体のゲインと応答を制御します。

    利点:

      • 広範囲の周波数に対して安定した動作が可能。
      • ノイズと歪みを全体的に低減することができる。

      欠点:

        • 位相遅延が生じる可能性があり、これは高周波数での不安定性を引き起こすことがあります。
        • フィードバックループが大きいため、細かい制御が難しく、全体的な音質に影響を与えることがあります。

        OptimaLoop

        設計:

          • OptimaLoopは、特定のセクションごとにフィードバックループを最適化する設計です。これにより、各セクションのパフォーマンスを最大化し、全体の調和を図ります。

          利点:

            • フィードバックループが小さいため、位相遅延が少なく、より高い周波数での安定性が向上します。
            • 各セクションでのフィードバックループが最適化されるため、より精密な制御が可能であり、結果として高品質な音質が得られます。
            • ノイズや歪みの低減が局所的に行われるため、全体として非常にクリアでダイナミックなオーディオ再生が可能。

            欠点:

              • 設計が複雑であるため、開発や製造において高い技術が要求されます。
              • フィードバックループが局所的であるため、全体的な安定性においてGNFBほどの効果が得られない場合もあります。

              OptimaLoopは、GNFBの利点を取り入れつつ、その欠点を克服するための進化した設計と考えることができます。これにより、より高品質なオーディオ再生が可能となります。

              iFi audio特注仕様のOVシリーズ・オペアンプ

              iFi audio特注仕様のOVシリーズ・オペアンプを搭載しています。この一流の性能を持つ部品が、超低ノイズ、低歪み率(0.0001%)と広い帯域幅に貢献しています。

              PureWave

              バランス型差動アナログ回路設計は、左右チャンネルを完全に分離することで、信号経路内のノイズやクロストークを低減できることから、長い間支持されてきました。
              PureWaveは、短くダイレクトな信号経路を持つ、新しいバランス型シンメトリカル・デュアル・モノトポロジーです。この名称は、卓越したリニアリティと限りなく低いレベルのノイズと歪みによって達成される音の純度を意味しています。

              MOSFET ミューティング・スイッチ

              セッティングの切り替えは、先進のトレンチ型MOSFETをミューティング・スイッチとして使用し、音の透明性を確保するように設計されています。このFETベースのスイッチングはマイクロコントローラーによって処理され、ユーザーが設定を変更した時のみ「ウェイクアップ」するため、音に悪影響を与える干渉を根絶します。

              TDK製C0Gコンデンサ

              TDKのC0G(クラス1セラミック)コンデンサーは、共振回路の用途で高い安定性と低損失を提供します。純粋な周波数一定キャパシタンスの理論的理想に近づきつつあるこのコンデンサーは、コンデンサーに起因する歪みを驚くほど低減します。このコンデンサは高価ですが、iFi audioの製品にふさわしい性能をもっています。

              Vishay製MELF抵抗

              Vishay製MELF抵抗は、構造が複雑で高価ですが優れた性能を誇っています。これらの電極リードレス金属皮膜抵抗は、優れた精度、安定性、信頼性、およびパルス負荷能力を備えており、市場で入手可能な抵抗器の中で、最も低いノイズと歪みを示します。MELF抵抗を採用することで、最適な電力定格とパルス負荷能力を提供します。

              Panasonic製OS-CONコンデンサー

              Panasonic OS-CONキャパシター(コンデンサー)は、非常に低い等価直列抵抗(ESR)、優れたノイズ低減能力、および周波数応答特性を提供します。さらに、OS-CONは長寿命であり、電解質が固体であるため、低温でもESRはほとんど変化しません。それらは、通常、1000USドル以下の定価の製品では高額すぎて採用例に乏しいですが、Signatureシリーズでは積極的に採用しています。

              ZEN One Signature;合計5,410uF

              Texas Instruments製低ノイズIC

              Texas Instrumentsの低ノイズICは、優れたユニティゲイン帯域幅、非常に低いノイズと歪み、高い出力ドライブ能力、100dB以上のコモンモードおよび電源電圧変動除去比、広い最大出力電圧振幅帯域幅、および高いスルーレートを提供します。

              muRata製低ESRコンデンサー

              muRataコントロールタイプの低ESR高Qマルチレイヤーコンデンサー。 muRataの「ESR制御」技術の性能は特別なもので、そのノイズ抑制能力は記憶に残るレベルの高さです。

              仕様

              デジタル入力USB-C
              S/PDIF (3.5mm同軸/光)
              Bluetooth 5.4TM(aptX Lossless、aptX Adaptive、aptX、LDAC、HWA/LHDC、AAC、SBC)
              アナログ入力4.4mm バランス
              対応フォーマットDSD512/256/128/64
              PCM(768/705.6/384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz)
              MQAフルデコード対応
              Bluetooth


              アナログ出力

              4.4mmバランス・ヘッドフォン出力、6.3mmシングルエンド・ヘッドフォン出力、4.4mmバランス・ライン固定出力
              周波数特性20Hz-90kHz(-3dB)
              SNRバランス   :≥113dB(A)
              シングルエンド :≥113dB(A)
              ライン    :≥114dB(A)
              DNRバランス   :≥113dB(A)
              シングルエンド:≥113dB(A)
              ライン    :≥114dB(A)
              THD+Nヘッドフォン :0.002%@ 0dBFS 200kΩ
              ライン   :0.002% @ 0dBFS 200kΩ
              ヘッドフォン瞬間最大出力バランス:
              >19.2V/611 mW (@ 600 Ohm)
              >12.87V/5,180mW(@ 32Ω)
              シングルエンド:
              >9.6V/153 mW (@ 600 Ohm)
              >8.85V/2,450mW(@ 32Ω)
              xMEMS>28Vpp(4.4mmバランス)、22Ω、10-14V DCバイアス
              ヘッドフォン出力(RMS)バランス:
              >19.2V/611mW (@600Ω)
              >7.4/1710mW (@32Ω)
              >11.5/2060mW (@64Ω)
              シングルエンド:
              >9.6V/150mW (@600Ω)
              >8.1V/2050mW (@32Ω)
              >9.3V/1360mW (@64Ω)
              ライン出力インピーダンス≤200Ω
              消費電力Nitro 12W
              Turbo 5W
              Normal 2W
              xMEMS 8W
              バッテリーリチウムポリマー 4800mAh
              バッテリー充電仕様充電用ポート:USB-C (iFi iPower2同梱)
              BC V1.2、充電電流1900mAまで対応 
              サイズ166×85×28.5mm
              重量455g

              製品画像